セーブルの価値基準

セーブル、特に、ロシアンセーブルは、毛皮の中でも最高級と言えるでしょう。

美しく…丈夫で…軽く…暖かい…見事に完成された素材です。

ロシアンセーブルについて石井明が語った動画になります。

ロシアンセーブルは、WILD(野生)とFARM(養殖)がありますが価値は

一般的はイメージとは別にFAEMが高いです。

供給量はFARMはWILDの10分の1です。

ロシアンセーブルは気性が荒く養殖は簡単ではないと言われます。

そのため、ロシアンセーブル全体の供給量はミンクに比べて10分の1です。

WILDには、3番色から7番色と濃さにより色分けがあります。

FARMは濃い色のみになります。

ロシアンセーブルは色とシルバリー(白い刺毛)の量で価値が決まります。

薄い色より濃い色の方がシルバリーが綺麗に映るので価値があります。

薄い色はシルバリーが目立たないので、シルバリーがあってもさほど価値は上がりません。

一番薄い7番色はゴールデンと呼ばれ薄い割には価値があります。

この内容を表にしました。(価値の倍率は毎年変わりますので大まかなイメージです。)

     色

 WILD/FARM

     NS

  ノーシルバリー

  (シルバリーなし)

     S

  シルバリー

     FS

  フルシルバリー

 (完全シルバリー)

  WILD(野生)

 3番色

 最も濃い

      2倍強程度     3倍強程度       4倍程度
  WILD(野生)

 4番色

      2倍弱程度     3倍弱程度       3倍半程度
  WILD(野生)

  5番色

     1倍強程度       1倍半程度       2倍弱程度
 WILD(野生)

  6番色

    1(ここを基準)     1倍半程度       1倍半程度
  WILD(野生)

 7番色

 最も薄い

 (ゴールデン)

     1倍強程度     1倍半程度       1倍半程度
  FARM(養殖)

  濃い色1色

      2倍半程度     3倍半程度      4倍程度